お肉の話⑷

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もう秋ですね( ^ω^ )

 

他の木は色づいてないのに、一本だけフライング気味の紅葉です🍁

 

 

昨日に引き続きお肉のお話。

 

日本人が本格的にお肉を食べだしたのは、江戸時代末期で、交通網が整備されて宿場が形成されると、外食文化文化ぎ盛んになってきました。

 

外食するのに「山くじら」、「ももんじ屋」といった看板があがってあるお店でお肉を食べていたそうです。

 

 

「山くじら」とは、イノシシのお肉を出すお店。

 

「ももんじ屋」とは、シカやタヌキ、鳥のお肉を出すお店だそうですよ。

 

やっぱりお肉食べたがりの人たちが江戸時代にもたくさんいたんですね(^ν^)

 

 

お肉は明治に入るとなんと「海軍」が動物性タンパク質をとる目的で採用しました。

 

 

明治5年には、明治天皇が初めて牛肉を食され、肉食を奨励して褒め称えると、一気にお肉を食べる文化が広まりました。

 

さらに、仮名垣魯文(かながきろぶん)の「安愚楽鍋」によれば、《牛鍋食わぬは開化不進奴》であり、牛肉を食べることが文明開化の洗礼を受けることで、現在の関東風すき焼きのルーツともなる牛鍋のブームが起こりました。

 

こうして牛肉は庶民の食べ物になったそうです。

 

また、あの福沢諭吉も「牛肉は滋養に良い」として、学問のすすめだけでなく、「食肉のすすめ」にも貢献したようです( ^ω^ )

 

福沢諭吉もいいこと言うのね( ^∀^)