兵庫県一周の旅〜秋の神社編〜⑵

出石の出石神社からバスで約1時間ほど。

 

お次は但馬国一之宮、粟鹿神社にやってまいりました。

 

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粟鹿神社は昔から山陰道の宿場町として栄えた山東町にあります。

 

『粟鹿大明神元記』によると、但馬国の粟鹿の峰には大国主神御子神で、天美佐利命(あめのみさりのみこと)という荒ぶる大神がいました。

 

これを鎮め祀って粟鹿大神と呼んだそうです。

 

 

粟鹿とは、鹿が粟を三束くわえて山(粟鹿山)から現れ、人々に農耕を教えたことからつけられ、粟鹿神社にその鹿が祀られていると言われています。

 

それに、

 

粟鹿神社にはもう一つ例祭以外開かれない『開かずの門』の異名を持つ勅使門があります。

 

 

この門は唯一、応仁の兵火を免れたもので、門扉には江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人で知られる左甚五郎の鳳凰の彫刻が施されています。

 

しかし、この門の彫刻は名作が故に魂が宿り、夜毎に鳳凰の鳴き声がしたと伝えられており、今でも右側の扉の鳳凰には首がない。

 

なんとも不思議な彫刻ですね( ^ω^ )

 

まだまだ兵庫県一周は終わりません。

 

続きはまた次回♫