粟津温泉への旅〜娘家族編⑶
今回はなぜこの銅像に鳥のフンがつかないかというお話。
調べてみると、、、
この銅像、
そもそも鳥が止まらないそうです。
というのも、
この銅像は約130年前に西南の役で亡くなった戦死者の魂を祀る為に建てられました。
現在のような機械や技術がない当時の作品として高岡銅器の高度な技術を立証するもので、戦時中の金属供出も免れて現在も兼六園の中にそびえ立っています。
昔から鳥のフンがつかないどころか、鳥すらも止まらない銅像として知られていましたが、それにはちゃんとした理由があります。
どうやら、銅像の成分にヒミツがあり、
たいていの銅像は銅を溶かす為に使われるヒ素の割合が、2パーセントほどだそうですが、この銅像には10パーセントものヒ素が含まれているそうです。
当時の銅像作りの技術では、銅を溶かす温度が十分に上げられなかった為、銅が溶けやすいように「ヒ素と亜鉛」を混合させたそうです。
ヒ素と亜鉛を混ぜたことによって生まれるかすかな電磁波を察知して鳥たちが近づかないそうです。
ちなみに、なんとそのヒミツを暴いた教授はイグノーベル賞を受賞しているそうです( ^ω^ )
普段それとなく見ているものも、見方を変えればいろんなことで発見があるんですね(╹◡╹)