西国三十三所参り(二巡目)⑵
丹波の自宅から約3時間、
今回は奈良県桜井市にある西国三十三所こ番外札所である法起院からのスタートです。
法起院は西国三十三所を創始したとされる徳道上人が晩年隠棲したことで知られます。
というのも、西国三十三所の8番札所である長谷寺の塔頭寺院の法起院ですが、徳道上人が晩年境内の松の木に登り法起菩薩となって遷化したと言われています。
こちらは十三重石塔。
周囲に西国霊場各寺院の御砂が納められています。
そしてこちらが上人が法起菩薩と化されて松の木に登られた時の沓脱ぎの石。
触れると願い事が叶うと言われています。
どんな願い事をしたかは
ヒ♡ミ♡ツ♡( ^ω^ )
極楽は よそじにはあらじ わがこころ
おなじ蓮(はちす)のへだてやはある
これは法起院の御詠歌です。
極楽は遠くにあるものではありません。あなたの心の中に求めなさい。ここにある蓮の花とあの世に咲く蓮の花はともに同じものです。
今の言葉で言えば、自分をじっくり見つめなさいということではないでしょうか。
そんなこんなでお参りを済ませて次の目的地へ。
次は長谷寺へ向かいます。