西国三十三所巡り(二巡目)⑹
今回は、一泊二日で西国三十三所巡り(二巡目)をしているわけですが、
前日に奈良県の4箇所のお寺を訪問し、せっかく丹波から奈良まで来たのだからとついでに和歌山まで行ってしまおう!!
ということで、
前日に奈良で一泊してから和歌山まで車を走らせること約3時間、
西国三十三所の第二番札所、和歌山県和歌山市にある紀三井寺までやってきました。
正式名称は
「紀三井山金剛宝寺護国院」。
紀州にある三つの井戸のあるお寺ということで、紀三井寺と呼ばれているそうです。
三つの井戸というのは、今も境内に
①清浄水、②楊柳水、③吉祥水と三つの井戸から今でも清水が湧き出していて、年中途絶えることはないそうです。
そんな紀三井寺ですが、他の札所では見られない男厄除坂、女厄除坂、還暦厄坂という階段があります。実は坂と言っておきながら階段なんです。。。
男厄除坂は42段、女厄除坂は33段、還暦厄坂は60段と、それぞれ階段の段数が丁度大厄の年齢と一緒なのです。
ご本尊の十一面観世音菩薩は、厄除にご霊験あらたかとされていることから、階段を登ることで厄除けのご利益があるとされています。
ご詠歌は、
ふるさとを はるばるここに 紀三井寺
花の都も 近くなるらん
花の都とされている通り、このお寺は桜の名所でもあります。
桜の季節にもまた来たいお寺ですね( ^ω^ )