無印良品のお話

先日、我々畜産業とは業種は違いますが、興味深い方の講演会が無料であるとのことで、綾部の商工会主催の講演会を聴きに行ってきました( ^ω^ )

 

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今回、普段お話を聞くことのできない方のお話を聞くことができました。

 

無印良品の元会長、松井忠三氏です。

 

無印良品のコンセプト、「訳あって安い」。

 

品物に難があるわけではなく、

 

例えば1980年代、レストランなどでよく使われているマッシュルームの缶詰を他の缶詰は真ん中の形のいいものだけを使うんではなくて口に入るものは一緒だから全て使うといった発想。

 

無印良品で販売されているワイシャツ、タグをなくすことで品質を良くするといった発想、普通小売店では、利益が3割〜4割のところを商品の企画から仕上がりまで自社で行うことで利益幅を5割にするなど、さまざまな改革で急成長していましたが、バブルが弾けて業績が急激に下がった時、リーマンショックか起こった時、他社が脅威となった時にどのような改革を行ったかというお話を聞きました。

 

店舗の場所の開発のお話から大量のリストラなどのお話まで、いろんなお話を聞くことができました。

 

また、松井氏はマニュアルをビジュアル化。

 

デキる店舗のコピーを作り続ける有名な「ムジグラム」が生まれ、店舗運用のノウハウが詰まったマニュアルを作成。

 

マニュアルも見直しが進んで今でもマニュアルの変更は随時行われているそうです。

 

松井氏が退任しても、まだまだ無印良品の進化は進みそうですね( ^ω^ )